テニスをしている中で、特にダブルスの試合で相手に強く主張されると委縮してしまい、自分が出せなくなることが多々ありませんか?
例えば、試合中に相手が「今のポイントはこっちでしょ?」「今のボール、インじゃない?」と強めに言ってきたり、審判がいない状況でジャッジを押し切られてしまうこと、ありますよね。
お互いに試合を気持ちよく進めるためにも、萎縮を減らすための対策と考え方や、万が一の場合の対処法も知っておきたいところです。
そこで、試合中に相手から強く主張されて委縮してしまう原因や、私が実践している対策を紹介します!
この記事を読んで、自信をもって試合に臨んでくださいね♪
テニスの試合中にセルフジャッジに文句を言われると委縮してしまう原因
女性同士のダブルスでは、セルフジャッジに対して相手から強く主張される場面で気持ちが委縮しやすくなる傾向があります。
女性は相手に対して譲る気持ちが強いことが多く、相手が圧倒的な自信を持っていると、自然とその意見に流されてしまいがちです。
実は以前、私自身も相手から「このポイントは違う」と強気に言われた場面で「そうかも…」と納得してしまい、そのまま試合の流れを崩してしまったことがあります。
これは日常の人間関係でも似たような場面が多く、相手に譲ることが良いことという意識が強いのかもしれません。
しかし、試合中にこの感覚が強く出てしまうと、パフォーマンスに影響を及ぼすことがあるんですよね。(動揺して変なミスを連発してしまったり、イマイチ集中しきれなかったり…)
では、こうした状況をどうすれば乗り越えられるのでしょうか?
次から、私が実践している具体的な対策や考え方を紹介しますね!
私も実践中!萎縮を減らすための対策と考え方
萎縮を減らすために私が実践している対策と考え方として、以下の4つを詳しく紹介します。
- 大きな声で伝える
- ペアとカウントを確認しあう
- 自分とペアがジャッジする範囲を決めておく
- 普段から自分で行動を決定して責任を持つ
大きな声で伝える
まず、試合中のコールは大きな声でしっかりと行うことが大切です。
私が試合に出始めたばかりの頃、サーブのカウントを小さな声でコールしたら、相手から「今のポイント違うんじゃない?」と指摘され、結局そのまま押し切られてしまったことがありました。
結果的に負けてしまい、モヤモヤした気持ちと後悔が残りました…。
それ以来、試合中のコールは自分に自信を持って、大きくはっきりと言うよう心がけています。
女性同士の試合では、特に相手の声量や自信のある主張に影響されやすいことが多いです。
大きな声で伝えることで、自分自身に自信を持たせ、相手にも「こちらははっきりと把握している」というメッセージを送ることができます。
これは、たとえ内心で不安を感じていても、自信を持って対応するための一歩です。
また、大きな声で伝えることで、自分も相手も1ポイントごとにしっかりと確認しあえるので、認識のズレが生じにくいです!
もちろん、大きな声を出すだけでは相手を完全に防ぐことはできません。しかし、自分が正しいことを伝えるために声をしっかり出すことは、委縮を防ぐ一歩です。
私自身、自分が正しいポイントで試合を進めている感覚を持つことができ、結果として委縮を減らすことができています。
今は初心者の頃と比べて試合慣れしていますが、どのような相手と試合をするときでも、大きな声でコールをしています。
最初は緊張しますが、すぐに慣れますよ!
ペアとカウントを確認し合う
次に、ダブルスではペアとのコミュニケーションが非常に大事です。試合中にカウントが曖昧になりそうなときは、ペアとしっかり確認し合うことで、相手に押し切られるリスクを減らすことができます。
ペアが同じカウントを共有していれば、ポイントの根拠をすぐに示すことができるので、相手はそれ以上の主張をしにくくなります。
私自身の経験でも、これまで何度も試合中に相手が何度も強く主張してきた場面がありました。ただ、いずれもポイントの根拠をペアと一緒に説明することで、お互い納得して試合を進めることができました。
初心者のときは特に、試合中にペアとポイントやゲームカウントを確認する癖をつけるのがおすすめ!
ほんのちょっとしたことですが、こうした小さな確認の積み重ねで、自信をもって試合に臨めるようになりますよ…!
自分とペアがジャッジする範囲を決めておく
試合前に、どちらがどの範囲をジャッジするかを明確にしておくことも重要です。特にダブルスではコートが広く、どちらがどのボールに対してコールするかをはっきりさせておかないと、混乱が生じることがあります。
また、リターンの際もセンターラインのイン・フォルトの判断はペアに任せるなど、ルールを決めておくと安心です。
私も、自分がどの範囲をジャッジするのか決めておくことで、自信を持ってジャッジができるようになりました。
自身が判断する範囲について”自分のジャッジに少しでも自信がないときはインとする”と決めておくと、ペアとも気持ちよく試合を進められます
こうしておくと試合中に無駄な迷いが減って、相手の主張に流されることもだいぶ少なくなります。
事前にペアとの役割を決めておくことで、連携が深まり、自分のやるべきことに集中できるというメリットもありますよ!
この小さな準備の積み重ねで、試合での自信をもったプレーにつながります。
このように、ダブルスではペアとの連携や意思疎通がかなり重要です!
だからこそ、あとで後悔しないように、ダブルスのペア選びのポイントを押さえておきたいですね。
普段から自分で行動を決定し責任を持つ
最後に、日常生活の中で「自分で決定し、責任を持つ」トレーニングをすることが、試合で委縮しないための小さな積み重ねになります。
実は、私も他人の意見に流されやすかったり、なかなか決められないことがありましたが、それを克服するために、小さな決断でも自分で決めるよう繰り返しチャレンジしてみました。
例えば、ちょっとした日常の買い物でも、自分で決めて購入することが、自己信頼を高める一歩となります。
自分の行動に責任を持つことを習慣化できると、試合中に相手が強気で主張しても、動じずに対応できるようになります…!
日常生活の中でも、試合での委縮を防ぐためにできることがあるんですね♪
両者が譲れない場合はレフェリーを呼ぶことが解決の第1歩
試合中に、どうしても両者の意見が食い違い、譲れない場面に遭遇することがありますよね。
私自身も試合に出始めたころに、相手とポイントの取り方やジャッジに関して認識にズレが生じて、試合の流れを止めてしまったことがあります。
特に、アマチュアの試合や、審判がいないセルフジャッジの試合では、ジャッジが不安定になりやすく、試合の進行がスムーズでなくなることが意外とあります。
こういった状況では感情が高ぶってしまいがちですが、冷静に対応することが大事で、このような時に役立つのがレフェリーです。
試合中には「自分たちが正しい」「相手が間違っている」と思ってしまいがちですが、レフェリーがその場で冷静に判断することで、不必要な争いを避け、両チームが納得した形で試合を続けることができます。
私も試合中にポイントとサーブのサイドがかみ合わず困ったとき、レフェリーを呼んで判定を仰いだことで、少し時間はかかりましたが、解決することができました。
レフェリーが場を仕切り直してくれると、その後も落ち着いてプレーに集中できるようになります。
ですので、両者がどうしても譲れない場合や、感情的になってしまった場合には、迷わずレフェリーを呼ぶことをおすすめします。試合の流れを止めずに、公平な判断を得るためにも、早めの判断が大切です。
レフェリーを呼ぶことは決して恥ずかしいことではなく、公平で正確な試合を続けるための重要な手段です。
同じような状況になったには、落ち着いてレフェリーに判断を仰いでみてくださいね!
まとめ
テニスの試合でセルフジャッジに文句を言われて委縮してしまう経験は、多くの人が直面する課題です。
萎縮しないためにすぐできる対策は
- 大きな声で伝える
- ペアとのカウント確認を怠らない
- 自分たちのジャッジ範囲を決めておく
- 普段から自分で決定する力を鍛える
です。
私もこうした工夫を通じて、自信を持って試合に挑めるようになりました。
あなたも、少しずつ自分の意志を強く持ち、相手に流されない強さを身につけて気持ちよく試合をできるように一緒に頑張っていきましょう!